2025年10月5日日曜日

2024-10-27 ネパール・エベレストトレッキング15日目 ポルチェタンガ〜クムジュン〜ナムチェ〜ベンカー

 

朝食を食べるために6時に食堂に降りたらまだポーターたちが寝てた。6時半頃やっと起きて俺らの朝食が用意された。


食べ物がカレー風味っていうのはよくあることだが、ここのシェルパシチューはあまりにカレー味で、というかほとんど日本の家庭カレーだった。宿代は5650ルピー。スマホ充電が800ルピーと高め。WiFi 500ルピーはAirlinkではなく、宿独自のWi-Fiだった。速くはないけど使えたように記憶している。7時出発。

ネパール、エベレストトレッキングルートはどこでも野良犬が多い。みんなだいたい大人しく人懐こいのだが、このワンコは特に人懐こい上に俺らのことがとても気に入ったようでずーっとついてきた。

ルート上にカモシカみたいな動物がいた。今回唯一みた野生の動物。(いや、ヤクも一部野生がいたのだろうか?)

ワンコと一緒に登っていく。あまりに近くて足で蹴ってしまうこともしばしば。なのに嫌がらない。ルート上でたまに犬に関する注意があって、ついてきても無視しろ、興味をなくして離れていくって書いてあるけどこのワンコは全然興味なくさないんだが。


8時半、モンの集落。めちゃくちゃ景色がいいところにある。ロッジも5軒くらいあった。あとでルクラで話をしたら、モンは最近までそんなロッジなかったらしく、ガイドや地図にも宿泊地として載ってないこともある。でもここは今回見た集落の中で一番すごい場所なので、調整できる人はここで宿泊するのをオススメする。

下に行きで通ったサナサを見ながら、クムジュンに直接向かう道を歩く。単独、ノーポーターノーガイドの女性トレッカーがいた。強い。

9時45分、クムジュンに到着。

カメラ目線

帰りのフライト

スマホとにらめっこしてるのは、前日カトマンズにいる知り合いに「ルクラからカトマンズへの直通便は空いてないだろうか」と相談したところ「今から取るのは難しいと思うが旅行会社に掛け合ってみるから待っていてくれ」と言われ、その連絡を見ている(クムジュンは電波が入る)。その結果、なんと2日後にルクラからカトマンズまでの直通を押さえてくれた。ラメチャップに行く必要がなくなった。

例年であればラメチャップに昼についてそこからバスで数時間でカトマンズに戻れるのでラメチャプ経由でも問題ないのだが、2024年秋は洪水被害の関係でラメチャップからカトマンズまで遠回りするから8時間かかると言われている。可能ならそれを回避したかった。

シェルパの少女との再会



行きのときにお茶をいただいたシェルパの家にまた立ち寄って挨拶をする。日本のものがあるよと見せてくれたのがモンベルの傘だった。彼女がたまたま別カラーのモンベルの傘を持っていたので、親子でペアで使ってもらおうとあげた。それとインスタントの味噌汁。帰るときにシルクのマフラーをくれた。帰路の無事を願うものらしい。

そしてパサン・シェルパのロッジにいって、大沢茂男の「ヒマラヤで泳ぐ」を寄贈してきた。大沢氏のサインを見ると2011年元旦とある。大沢氏のヒマラヤ遊泳は遠い昔の話ではなく、けっこう最近まで続けられていたのだ。元旦に。ちょっとおかしい

12時前にクムジュンを出発。

クムジュンからナムチェに下る。上から見るとナムチェのすり鉢具合がよくわかる。すごい。


ナムチェの入口にある金網でワンコと別々になった。朝からずっと一緒にいて少し名残惜しいが、さすがにこれ以上は一緒にいけないのでここでお別れだ。途中聞いた話ではこのワンコはナムチェのクリニックにいつもいる犬ではないか、ということだった。それならば家への帰りを付き合ったことになるな。

ヤギを背負ってるポーターがいた

ヤクとポーターに敬意を


途中の売店でローカルアップルジュースを購入。リンゴ農家であった大沢氏は「ヒマラヤで泳ぐ」の最後にはこれからヒマラヤでリンゴを育てたい、そのために日本からリンゴの苗木を持っていくつもりだと書いてある。また、大沢氏が後年リンゴと桜の苗木を持っていっていたという話も聞いたことがある。それからすると、このアップルジュースのリンゴが大沢氏の苗木(の子孫)であった可能性は高いように思う。

午後4時45分、ベンカーに到着。最初はパクディンまで行くつもりだったのだが、クムジュンなどで思ったよりゆっくりして時間が遅くなったのでベンカーで宿泊することにした。声をかけてきたおじいさんのロッジにしたがけっこう新しくて快適なロッジだった。晩ご飯は多分ヒマラヤで最後になりそうなダルバート。ナムチェより下は水力発電があるので普通に充電させてもらえる。

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