愛知県知多半島の先にある篠島に行ってきました。篠島までは名鉄で河和駅までいき、河和から師崎港までバス、師崎港から篠島港へは高速フェリーを使います。名古屋から2時間ほど、バスもフェリーも本数がある程度あるので非常にアクセスしやすい島だと思います。
知多半島の先には日間賀島、佐久島、篠島と島が3つありますが篠島だけけっこう標高差があり階段の多い島になっています。階段路段好きならおのずと篠島になるでしょう。
Google Mapsは階段の表示が非常に細かく階段はほぼ必ず表示されているといっていいのですが、篠島に関しては階段の表示がないのに階段になっている場所がかなりありました。まあそんなに大きな島ではないので階段がありそうな路地はたいてい歩いてほとんど見つけたとは思いますがいくつか見逃しているかもしれません。
大雑把にいって篠島には3つのピークがあります。そのうち南のピークは森になっていて住宅はありません。写真は中央のピークからみた北のピークです。
やっぱり島の楽しみは海の見える階段ですよね。よだれが出ます。
スリバチになってるのが非常によくわかります。このあたりはGoogle Mapsで詳細な解像度になっているのにも関わらず路地が書かれていませんでした。Google Mapsはゼンリンからデータを購入していて、ゼンリンは行政等から地図を仕入れているそうなのでかなり細かい道路まで掲載できるんですよね。にも関わらず道路が書かれていないというのはどういうことでしょう?
階段だけでなく海も綺麗で非常に風光明媚な島でした。砂浜も長く美しかったので夏は海水浴客で賑わうのでしょう。
日没を見てから帰りました。船の最終便は19時20分で、それまでもだいたい30分ごとにあります。島のどこにいても港まで30分以内にいけるし、24時までやってるコンビニまであります。神社や石切り場など見どころもあるので日帰りでもいいし、泊まりでいっても楽しそうですね。
https://plus.google.com/u/0/photos/117067248880908303542/albums/6105137731735906913
Sunday, January 18, 2015
Wednesday, January 14, 2015
2015-01-13 瀬戸 フィールドワーク
名古屋周辺は濃尾平野でかなり平坦なのであまり階段がある土地ではないのですが、どっかいいところないかなーと探していると瀬戸市にある程度階段があることを見つけたので行ってきました。うちからだと1時間くらいでいけるのでけっこうお手軽な場所です。
このように何気なくある石垣が単なる石垣ではなく窯で陶器を焼くのに使った材料でできており「窯垣」になっています。さすが焼き物の街。
そしてここが窯垣の小径です。時代を感じさせますね。
ここが窯垣の小径の一押しスポットみたいです。でも自分からするとここの窯垣は綺麗すぎるので、他の場所の窯垣のほうが楽しいですw
窯垣の小径資料館は入場無料。瀬戸の窯の歴史や道具などが展示されています。
ニュータウンとして拓かれている側面もあるので隣の街へ山へ越えていくための新たな道が作られていると、このように街を見下ろす新しい階段があったりします。
ここはけっこう深い谷ですね。この階段は地図上で見逃してたんですが下を通るときに気が付き、上まで登ってきました。こんなにいい階段なのに登らなかったら階段の神様に怒られます。
子猫の兄弟たち。家の中からも子猫が顔を出しています。
ひさしぶりに見た、これぞつっかけ階段。
こういうニュータウン的な階段も平成を舞台としたジブリ作品だとよく描かれるよなーと思うと楽しく見えてくる。
「一時集合場所」という看板にだいたい(いっとき)とふりがなが振られているのでいちじじゃだめなんだろうか?と思ったんだけど調べてみると、いちじだと一時か一次かわからず「一次集合場所」と勘違いされるおそれがあるためいっときと読むようです。へー。
夕やけに照らされる瀬戸のスリバチ。このあたりはニュータウンなので廃屋はないですね。
この日は20km弱歩きました。体力はかなり回復してきました。でもちょっとだけまだお腹に違和感を感じたのでまだ30kmは無理かなー。早くまた42km階段マラソンがしたいですw
https://plus.google.com/u/0/photos/117067248880908303542/albums/6104029643370671761
このように何気なくある石垣が単なる石垣ではなく窯で陶器を焼くのに使った材料でできており「窯垣」になっています。さすが焼き物の街。
そしてここが窯垣の小径です。時代を感じさせますね。
ここが窯垣の小径の一押しスポットみたいです。でも自分からするとここの窯垣は綺麗すぎるので、他の場所の窯垣のほうが楽しいですw
窯垣の小径資料館は入場無料。瀬戸の窯の歴史や道具などが展示されています。
ニュータウンとして拓かれている側面もあるので隣の街へ山へ越えていくための新たな道が作られていると、このように街を見下ろす新しい階段があったりします。
ここはけっこう深い谷ですね。この階段は地図上で見逃してたんですが下を通るときに気が付き、上まで登ってきました。こんなにいい階段なのに登らなかったら階段の神様に怒られます。
子猫の兄弟たち。家の中からも子猫が顔を出しています。
ひさしぶりに見た、これぞつっかけ階段。
こういうニュータウン的な階段も平成を舞台としたジブリ作品だとよく描かれるよなーと思うと楽しく見えてくる。
「一時集合場所」という看板にだいたい(いっとき)とふりがなが振られているのでいちじじゃだめなんだろうか?と思ったんだけど調べてみると、いちじだと一時か一次かわからず「一次集合場所」と勘違いされるおそれがあるためいっときと読むようです。へー。
夕やけに照らされる瀬戸のスリバチ。このあたりはニュータウンなので廃屋はないですね。
この日は20km弱歩きました。体力はかなり回復してきました。でもちょっとだけまだお腹に違和感を感じたのでまだ30kmは無理かなー。早くまた42km階段マラソンがしたいですw
https://plus.google.com/u/0/photos/117067248880908303542/albums/6104029643370671761
2015-01-09 京都 清水 吉田 フィールドワーク
京都はあまり階段はないと思ってたんですが地図をじっくり見てみると清水周辺にはそこそこあるようなのでちょっとお出かけしてみました。名古屋から京都は高速バスでも普通電車でもあまり時間も料金も変わらないんだけどちょっと寝不足だったのでゆっくり寝るためバスを選択。10時過ぎに京都駅に着きました。
まずは鳥羽街道駅で降りてそこから山沿いに北上していきます。竹やぶが京都っぽい。
スリバチの中に民家が密集していますが小さな都市とは違い廃墟は一軒もありません。
京都市内も山際にはこういう自然が残されているんですね。京都一周トレイルという看板がありましたけど自転車のコースでしょうか?
宮内庁により立ち入りが禁止されています。
こっちの急な階段と向かい側の急斜面に挟まれたかなり深い谷。
階段巡り時は携帯性を最優先にしてOLYMPUSのTG-3というコンデジを使っているんですが、最近Canonの6Dという一眼レフを購入したのでなんとなくそれっぽい写真を撮ってみましたw 他の写真と解像度がはっきりと違いますね。
この何気ない細さと、下が広がっていく感じがとても繊細で素敵な階段。
古い街だからか古い自販機が多い。乾電池買えたとしてもまだ使えるのかな…
東京だと四谷あたりにもありますがこうやってトンネルの上から線路に降りていく階段はとても素敵なものが多い。鉄道会社に就職しないと歩けない憧れの階段です。トンネルの先は京都盆地を抜けて山科へ。
京都女子大学の学校の階段。向かいに付属の小学校があるんだけど、女子大の付属でも共学なんだね。ということは一貫になってないということで、大学の付属校だけど一貫ではないということは公立校なのか。
かなり清水に近いところまでやってきた。左側にある見逃されがちな民家へ続く廃段がいい。
五条坂の途中にある階段。アスファルト製だけど煉瓦を使ったおしゃれな階段です。
こっちは隣の茶わん坂にある階段。手すりが斜めがけなのがかなりオシャレ。さすが京都?w
三年坂。さすが清水寺の前だけあって観光客が多い。写真はGoogle+によって自動加工されたものです。
こっちは二年坂。時代劇みたいな風景(小並感
初日はここまでにして四条でご飯を食べて、森見登美彦の小説の舞台になったバーで飲んで、ネットカフェで寝ました。というか京都はもうそれで終了の予定だったんですが、ネカフェで寝ながら京都の地図をだらだらと見ていると吉田あたりにそこそこ階段があることに気がついたんですよね。京都盆地の端ばかり探してたんですが、吉田のように盆地の内側にある山はまったく無視してました。危なかった。ということで二日目は吉田地区です。
いい崖線がいい階段を作ります。この崖線だけで階段は5個くらいあった。
今回の京都フィールドワークの白眉はこの階段ですね。下半分がほぼ未舗装で、上半分も年季が入っている。そして上が見えないほど長く続いている。均整が取れている美しさではなく、生活感溢れる日常的な美しさです。
こちらが上半分。赤とんぼが止まってます。右に見えるお地蔵様が京都らしさを出している。この一帯はこういう生活路的な階段が多かった。
神社の階段前に並ぶトンボの群れ。
先ほどの階段から山を越えて裏側に来るとこちらは打って変わって均整の取れた美的な階段の多い地区でした。かなり雰囲気のある階段ですがお寺の階段ではなく普通に民家に繋がる階段です。
階段のちょうど向かいに大文字山が見えます。この階段に腰掛けてお酒飲みながら大文字焼きみたら非常に気持ちよさそうですが、高級住宅街っぽいので多分怒られますw
昼過ぎに京都を出発すると友人に会うため大阪へ向かいました。そして友人と一緒に大阪、天王寺周辺の階段を見てきましたw これは源聖寺坂。おそらく大阪市内の階段といえばここ、と思われる有名な階段です。
こちらは清水坂。谷町九丁目から天王寺にかけて走る崖線は規模が大きく一直線になっているためこのような幅が広くゆったりとした大きな坂、階段がいくつか構成されています。本当はこのあと天下茶屋周辺の小さな階段も見れたらと思っていたんですが暗くなってしまったため行かずに終了しました。大阪市内のフィールドワークはまた今度ちゃんと計画してやろうと思います。
https://plus.google.com/u/0/photos/117067248880908303542/albums/6103265084257445281
https://plus.google.com/u/0/photos/117067248880908303542/albums/6103279072634473729
まずは鳥羽街道駅で降りてそこから山沿いに北上していきます。竹やぶが京都っぽい。
スリバチの中に民家が密集していますが小さな都市とは違い廃墟は一軒もありません。
京都市内も山際にはこういう自然が残されているんですね。京都一周トレイルという看板がありましたけど自転車のコースでしょうか?
宮内庁により立ち入りが禁止されています。
こっちの急な階段と向かい側の急斜面に挟まれたかなり深い谷。
階段巡り時は携帯性を最優先にしてOLYMPUSのTG-3というコンデジを使っているんですが、最近Canonの6Dという一眼レフを購入したのでなんとなくそれっぽい写真を撮ってみましたw 他の写真と解像度がはっきりと違いますね。
この何気ない細さと、下が広がっていく感じがとても繊細で素敵な階段。
古い街だからか古い自販機が多い。乾電池買えたとしてもまだ使えるのかな…
東京だと四谷あたりにもありますがこうやってトンネルの上から線路に降りていく階段はとても素敵なものが多い。鉄道会社に就職しないと歩けない憧れの階段です。トンネルの先は京都盆地を抜けて山科へ。
京都女子大学の学校の階段。向かいに付属の小学校があるんだけど、女子大の付属でも共学なんだね。ということは一貫になってないということで、大学の付属校だけど一貫ではないということは公立校なのか。
かなり清水に近いところまでやってきた。左側にある見逃されがちな民家へ続く廃段がいい。
五条坂の途中にある階段。アスファルト製だけど煉瓦を使ったおしゃれな階段です。
こっちは隣の茶わん坂にある階段。手すりが斜めがけなのがかなりオシャレ。さすが京都?w
三年坂。さすが清水寺の前だけあって観光客が多い。写真はGoogle+によって自動加工されたものです。
こっちは二年坂。時代劇みたいな風景(小並感
初日はここまでにして四条でご飯を食べて、森見登美彦の小説の舞台になったバーで飲んで、ネットカフェで寝ました。というか京都はもうそれで終了の予定だったんですが、ネカフェで寝ながら京都の地図をだらだらと見ていると吉田あたりにそこそこ階段があることに気がついたんですよね。京都盆地の端ばかり探してたんですが、吉田のように盆地の内側にある山はまったく無視してました。危なかった。ということで二日目は吉田地区です。
いい崖線がいい階段を作ります。この崖線だけで階段は5個くらいあった。
今回の京都フィールドワークの白眉はこの階段ですね。下半分がほぼ未舗装で、上半分も年季が入っている。そして上が見えないほど長く続いている。均整が取れている美しさではなく、生活感溢れる日常的な美しさです。
こちらが上半分。赤とんぼが止まってます。右に見えるお地蔵様が京都らしさを出している。この一帯はこういう生活路的な階段が多かった。
神社の階段前に並ぶトンボの群れ。
先ほどの階段から山を越えて裏側に来るとこちらは打って変わって均整の取れた美的な階段の多い地区でした。かなり雰囲気のある階段ですがお寺の階段ではなく普通に民家に繋がる階段です。
階段のちょうど向かいに大文字山が見えます。この階段に腰掛けてお酒飲みながら大文字焼きみたら非常に気持ちよさそうですが、高級住宅街っぽいので多分怒られますw
昼過ぎに京都を出発すると友人に会うため大阪へ向かいました。そして友人と一緒に大阪、天王寺周辺の階段を見てきましたw これは源聖寺坂。おそらく大阪市内の階段といえばここ、と思われる有名な階段です。
こちらは清水坂。谷町九丁目から天王寺にかけて走る崖線は規模が大きく一直線になっているためこのような幅が広くゆったりとした大きな坂、階段がいくつか構成されています。本当はこのあと天下茶屋周辺の小さな階段も見れたらと思っていたんですが暗くなってしまったため行かずに終了しました。大阪市内のフィールドワークはまた今度ちゃんと計画してやろうと思います。
https://plus.google.com/u/0/photos/117067248880908303542/albums/6103265084257445281
https://plus.google.com/u/0/photos/117067248880908303542/albums/6103279072634473729
Labels:
フィールドワーク
Location:
Japan, 〒605-0862 京都府京都市東山区清水1丁目 清水坂
Tuesday, January 6, 2015
2015-01-02 呉(両城)フィールドワーク
1月1日は宇部から呉に移動して宿泊し、2日に呉を散策しました。2014年の正月に尾道行くとき呉線を使ったんだけど、車内から見える階段がいい感じだったんですよね。調べてみると呉には200階段という階段があり、海猿のロケでも使われたそうです。神社や公園の階段が有名になることはままありますが、普通の階段(路段)がそのように見どころになっていることは非常に稀です。これはぜひ見てみたい。
駅前のホテルから、200階段のある両城地区までは歩いて20分ほどです。バスに乗るほどじゃないかな? そして目の前に山が見えてくるんですが…あ、あれだ!絶対あれが200階段だ!圧倒的な存在感で階段が登場します。
まさにド迫力。形としては山に沿うようにゆっくりと螺旋を描いて登っていく感じ。天空の城に向かって伸びていくようです。
入り口にはちゃんと看板が立っている。200階段だけでなく、呉という街になぜ階段が多いのか、ということも書かれています。
カーブを描いているせいで全景が撮りにくいですがけっこう幅は広い。上の方は斜度も急で、手すりにつかまって登る必要があります。
谷を挟んで見た向かい側も斜面に家がひしめき合っていて階段だらけのようです。
最初に200階段を見てしまったので今日の目的はもう果たされたことになるんですが、まだ体力も時間も少し余裕があるしもうちょっと見て回ることにする。多くの港町と同じく、レンガ壁が残されています。十字に穴が開いていてデザインもいいですね。
写真だと撮りづらくてちゃんと写っていないけど4方向すべてが階段の十字階段。
この急斜面具合わかりますかね? 両城地区の急斜面は他の階段群より急かもしれません。
そのせいか行政が移転を支援して斜面の家を解体、更地にしているようだった。そして更地にした場所にはもう家は建てない、ということが書かれていた。少し寂しい気はするけど現代においてそこまで土地に固執する必要性はなくなったし、安全対策を考えると仕方ないことでしょう。そういう行政の取り組みのおかげで、廃墟はかなり少なかったように思います。
山だったらかなり切り立った稜線、痩せ尾根を歩いている状態。ほぼ断崖絶壁です。
向かいに見える200階段と呉港。
この日一番の見どころ、呉で最も、いや日本で最も美しいと言っても過言ではない階段。石造りの階段に石垣、そして松が横たわるところと神社や公園の階段ではないのにここまで均整の保たれた美しい階段は他で見たことがありません。
上から見るとこの通り、美しい松の向こう側に200階段が見えています。あらゆる条件が整いすぎていて信じられない。
呉も山側は土地がかなり入り組んでいるのでスリバチ多し。
これはちょっと珍しい、1区画でスリバチが完結しています。
ここは区画全体が廃屋になっているようだった。階段も石垣もレンガ壁もすごくいい感じだし、もったいないなー。
今回は体力的な制約があったので残念ながら3時間ほどで階段巡り終了。それでも両城地区は全部回ったかな? 今度来るときは必ず夜明けから日没まで歩いて呉の階段を全部踏破したいと思います。
https://plus.google.com/u/0/photos/117067248880908303542/albums/6100035579866052497
駅前のホテルから、200階段のある両城地区までは歩いて20分ほどです。バスに乗るほどじゃないかな? そして目の前に山が見えてくるんですが…あ、あれだ!絶対あれが200階段だ!圧倒的な存在感で階段が登場します。
まさにド迫力。形としては山に沿うようにゆっくりと螺旋を描いて登っていく感じ。天空の城に向かって伸びていくようです。
入り口にはちゃんと看板が立っている。200階段だけでなく、呉という街になぜ階段が多いのか、ということも書かれています。
カーブを描いているせいで全景が撮りにくいですがけっこう幅は広い。上の方は斜度も急で、手すりにつかまって登る必要があります。
谷を挟んで見た向かい側も斜面に家がひしめき合っていて階段だらけのようです。
最初に200階段を見てしまったので今日の目的はもう果たされたことになるんですが、まだ体力も時間も少し余裕があるしもうちょっと見て回ることにする。多くの港町と同じく、レンガ壁が残されています。十字に穴が開いていてデザインもいいですね。
写真だと撮りづらくてちゃんと写っていないけど4方向すべてが階段の十字階段。
この急斜面具合わかりますかね? 両城地区の急斜面は他の階段群より急かもしれません。
そのせいか行政が移転を支援して斜面の家を解体、更地にしているようだった。そして更地にした場所にはもう家は建てない、ということが書かれていた。少し寂しい気はするけど現代においてそこまで土地に固執する必要性はなくなったし、安全対策を考えると仕方ないことでしょう。そういう行政の取り組みのおかげで、廃墟はかなり少なかったように思います。
山だったらかなり切り立った稜線、痩せ尾根を歩いている状態。ほぼ断崖絶壁です。
向かいに見える200階段と呉港。
この日一番の見どころ、呉で最も、いや日本で最も美しいと言っても過言ではない階段。石造りの階段に石垣、そして松が横たわるところと神社や公園の階段ではないのにここまで均整の保たれた美しい階段は他で見たことがありません。
上から見るとこの通り、美しい松の向こう側に200階段が見えています。あらゆる条件が整いすぎていて信じられない。
呉も山側は土地がかなり入り組んでいるのでスリバチ多し。
これはちょっと珍しい、1区画でスリバチが完結しています。
ここは区画全体が廃屋になっているようだった。階段も石垣もレンガ壁もすごくいい感じだし、もったいないなー。
今回は体力的な制約があったので残念ながら3時間ほどで階段巡り終了。それでも両城地区は全部回ったかな? 今度来るときは必ず夜明けから日没まで歩いて呉の階段を全部踏破したいと思います。
https://plus.google.com/u/0/photos/117067248880908303542/albums/6100035579866052497
Labels:
フィールドワーク
Location:
Ryojo, Kure, Hiroshima Prefecture, Japan
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