Saturday, October 4, 2025

2024-10-22 ネパール・エレストトレッキング10日目 ゴラクシェプ〜カラパタール〜EBC〜ゴラクシェプ

朝ご飯のじゃがいも。高所に来ると食事が高くなってくるので、その中で比較的安価なじゃがいもばかり食べることになるっていうのはエベレストトレッキングあるある。

エベレストトレッキングの大きな目的地としてEBC(エベレストベースキャンプ)とカラパタール(5545mにあるピーク)の2つがあり、どちらもゴラクシェプから近いのだけど数時間はかかるので、ゴラクシェプを出発して両方みて下に向かうっていうのは時間的に厳しい(早朝出たとしても両方行くとチェックアウトの10時頃に宿に戻れない)。なので俺らはもう一晩ゴラクシェプに泊まることにした。

なおゴラクシェプは寒い、料金高い、トイレ汚いの3つの理由であまり宿泊には好まれていないようだ。でも俺は寒いのはそこまで厳しいと思わなかったし、トイレも他とそんなに変わらなかったように思う。俺がボロいロッジ中心に来たからだろうか? 値段は…また明日。


8時前にゴラクシェプを出発。ゴラクシェプからカラパタールへの登り道にはいくつもベンチがある。中央の黒い三角の山がエベレスト。右の尖ってるのはヌプツェ。

11時前にカラパタール到着。標高5545m。人生でこれを超える標高はもう行くことがないだろう。ある意味俺の人生のピークだと思うと感慨深い。



そして、俺の無駄趣味の一つ、山岳クリームソーダ。日本からアイス、グラス、スプーン、ソーサーを持っていった。ジュースは現地購入。氷はそのへんのを割った。寒いからアイスを外に出しておいたら凍るかなと思ってたんだけど全然凍らんかったw でも美味しい。

俺は眼下に見えるゴラクシェプ湖に向かい、彼女は少し迂回してEBCへ向かい、EBCで待ち合わせることにした。

ゴラクシェプ湖はエベレスト周辺の湖の中でも一番標高が高いと言う。大沢茂男氏の「ヒマラヤで泳ぐ」にはそう書いてあった。

ということで俺もゴラクシェプ湖に入ってみた。正面に見えるのはプモリ。ここは氷河の中にある湖ではなく地形上の湖である程度大きく、石碑もある。ただカラパタール側からアクセスするような道はないのでけっこうしんどかった。そしてもしかしたらもう少しわかりやすい道があるのかもしれないが俺はルートを見つけられず、EBCへのルートに合流しようとけっこう無理めな斜面を下ることになった。5000mでのバリエーション、ダメ。

なんとか2時頃EBCにたどり着き、彼女を待っていて合流できた。よかったー。彼女は思ったより時間かかってかなり急いできたそう。俺のほうが早いのは意外だった。

4時半頃ゴラクシェプに到着。結局丸一日歩き回ったわけで、5000mでよくもできたものだと自分でも感心する。

その後食堂で食事をしていると、シェルパの方に「あなた、ぼくをさがしてる日本人ですか」と話しかけられた。日本語?なんのことだ?と思ったらなんとクムジュンで電話したパサン・シェルパその人だった!パサン・シェルパはガイドでここに来ているということだが、それにしてもたまたま同じ集落の、同じ宿にいなければ合わなかったわけで、奇跡というしかない。彼がガイドしている人はニューヨークから来てる若い人だが、すでに数回エベレストの山頂にたっているサミッターだという。ただ今回はサミットは目指さずトレッキングに来ているとのこと。

パサン・シェルパに「ヒマラヤで泳ぐ」を見せて、パサン一家が写っている写真を見てもらったりした。いやー本当にここまで来てよかった!!

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