朝食のシェルパシチュー。薄いカレー味のすいとんみたいな感じ。場所によってはクセが強いらしいが、俺はどこでも美味しいシェルパシチューだった。
ネパールのロッジで温かい飲み物を頼むと出てくる水筒の蓋は必ずアルミホイル玉。
ボトルに水を入れてもらう。日本的な意味でのきれいな湧き水を使っているわけではないので飲む前に消毒薬は必須。
この日は高度順応日とするためそのままディンボチェに泊まる。今回のトレッキングで唯一の連泊。荷物をロッジに置いてハイキングにでかける。ディンボチェから分岐するチュクンへ向かう。後ろに見えるのはトボチェ。谷間にある集落はディンボチェ。
昨日はわりと調子良かったのだがこの日は疲労感が強い。荷物は絞っているのだが、平地を歩いてるだけでたまに座って休みたくなる。
2時間半でチュクンに到着。ポテトチップスがどれくらいパンパンになるか見ようと思って日本から持ってきたのだがすでに破裂していた。
ここからチュクン・リ(5500m)というピークを目指す…のだが、チュクンからの登りが半端なくしんどい。きついというか、不思議な感覚なのだがとにかく足が前に出ない。一歩進むと足が勝手に止まってしまう。これはとてもチュクン・リまではたどり着けなさそうと思ったが、せめて5000mまでは行こうとゆっくり登っていく。
かなりゆっくり登ってもなかなか進めず5000mも諦めかけたが、彼女はめっちゃ元気なので俺も少し意地になってついていってなんとか5000mに到達。最終的には5080mくらいまでは行ったように思う。
カロリーメイトは限界まで膨らんでいる。
俺の無駄な趣味の一つ、眺めの良いところでスマホの保護ガラスを貼る。しかしネパールの高所は埃っぽいので張替えには向かないな。風の弱い岩陰でなんとか張り替えを済ませた。
チュクンに戻ってきれいなレストランに入る。チュクンはどん詰まりにある集落なのだがなぜかきれいなロッジが何軒もある。サンドイッチはかなりボリュームあって二人で分けて食べた。美味しい。高度はしんどいが食べる元気は残っててよかった。しかしチュクンからディンボチェまではゆっくり下るわけだがそれでもなかなかしんどく何度も休憩した。
ディンボチェに戻ったあと小さなティーハウスでミルクティー。見るからにしんどそう。
ロッジの子供がお絵かきが好きで、彼女と一緒にいろいろ描いていた。かわいい。
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