Monday, April 20, 2015

2015-04-11 三浦半島 三崎 フィールドワーク

横浜、横須賀の黄金階段ラインから南下した三浦半島の先にある三浦市、三崎の階段を巡ってきました。三浦半島の先には城ヶ島がありますが、城ヶ島に階段が多くないため今回は島階段はなしです。

交通手段は名古屋から夜行バスで5時前に横浜駅に到着しました。それから京急で三崎口駅までいき、バスに乗り換えます。三崎港に向かうバスは本数が多いのであまり時間を気にする必要はないかと思います。

現地の天気は霧雨模様。傘を差すほどじゃないけど差さないとカメラのレンズに水滴が付く…という微妙な降り具合です。昼過ぎまでそんな感じでした。

見事な「谷戸」ですね。郊外よりもっと住宅の数が少ないため地形がむき出しになっていて、谷やスリバチがとてもわかりやすい土地です。

階段の先に畑が広がっているというのはあまり他で見かけない光景です。特に階段が多いということは通常住宅が密集した結果であり、階段が多いわりにそんなに住宅があるわけでもない、というのは他の地域にない三浦独特の階段事情だと思います。この理由は今のところ不明です。

一面に広がるキャベツ畑。今本当に階段巡りの最中だったかわからなくなりそうな景色です。だいたい畑の横は谷になっていて高低差がはっきりしていることだけが階段が多い街であることを感じさせます。

ここなんかは自然の地形としてのスリバチでもなく、完成された住宅街のスリバチでもない、造成中で止まってしまったむき出しのスリバチです。

三浦半島は地質学的になかなか貴重な標本の多い場所だそうです。住宅と地層が一体化している場所も多かったです。

斜面にかなり無理やり作られた建売住宅。三浦ってそんなに土地がタイトでもないように思うのになぜこんなにギリギリの物件が必要になるのかよくわかりません。

左上から右下にかけて見事な断層が走っています。

やっと海が目前に見えてきた。向かいが城ヶ島です。

ここも見事に地層と階段が融合しています。

屁っこき坂。三崎はあまり名前のある坂はなかったですが、あったと思ったら屁っこき坂… ぬかるみで滑らないように力を入れて登っていると思わず放屁してしまう、ということから付いたのではないかということですが、現在ではそこまでの急斜面でもなく当時の様子はわかりません。

最後に国の天然記念物「諸磯の隆起海岸」を見てきました。地震によって隆起した証拠が何段にも残る貴重な資料だそうです。しかし現在はあまり顧みられていないのかかなり雑な扱いでしたw トラック横に停められてるし。

というわけで三崎は住宅密度が高くないのに階段が多いという不思議な街でした。もし住宅比で階段の数を見るという統計があったら三崎はかなり上位にくるかもしれません。

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