Wednesday, April 8, 2015

2015-04-04 姫路 家島 坊勢島

ひさしぶりの島階段、ということで瀬戸内海の家島と坊勢島に行ってきました。家島までは姫路港からフェリーに乗って20分ほどです。

家島の集落はだいたい西の真浦地区と東の宮地区に分けられます。島というと小さな村を予想しますしそれはそんなに間違いではないんですが、家島は人口が5000人以上いて高校まであるので「全員が顔見知り」というようなことはありません。

真浦地区の階段はたいてい行止りになっていて、純粋な意味で通りぬけ可能な路段ではありません。でも階段の数自体はそこそこある。同じ瀬戸内海の祝島、保戸島と比べると幅もそこそこ広い。階段の雰囲気としてはどちらかというと伊勢湾の篠島に近いですね。

こちらが宮地区。真浦地区と違いこちらは通りぬけ可能な路段がほとんどです。同じ島内でこうした違いが発生するのは非常に興味深い。

真浦地区は入り組んだスリバチの中に家々があるのに対し、宮地区は湾に面したひとつの崖線に貼りつくように家が建てられているのがその原因になっているのかもしれません。階段の傾斜もその影響か宮地区のほうが急です。

家島は人口が多いこともありますが廃墟が少なく、新しく建てられた家も多かった。道路も整備されていて伊勢湾の小さな島々と比べると新鮮でした。数日前にオープンしたばかりというカフェまでありました。

島の裏にある港から坊勢島への渡し船に乗船します。ちなみに姫路港から家島までは二つの船会社が運航していて、姫路港から坊勢島までも違う二つの船会社が運航しています。そして家島と坊勢島の渡船も別の会社が運航している。都合5つの船会社がこの狭い島々を運航しているわけですw そして家島と坊勢島間はだいたい1時間ごとに船が出ているのですが、通常島に住んでる人って買い物とか姫路の方に出るわけで、わざわざ対岸の島に渡ることってないように思うんですよね。なぜ1時間に1本という割と多い本数なのかは不明です。

坊勢島は人口2000人ほどで、家島よりは小さい。しかし民家の密集具合は坊勢島のほうが高そうです。家島(特に真浦地区)は庭付きのモダンな家が多かったですが坊勢島はいかにも島らしい雰囲気。写真の山の裏に見えているのが家島です。

家島も原付き多かったんですが、交通手段としての原付きの重要さは坊勢島のほうが高そうです。狭い道をかなりの数の原付きが行き交うので島外の人間は注意が必要です。

人口の違いのせいか、家島はGoogle Mapsにおいて詳細な解像度で表示されるので路地がすべてわかりますが坊勢島は大雑把な解像度なので道も集落の場所も正確にはわかりません。行って歩きながら集落の分布を把握した感じです。それはそれで楽しかったですけど。

坊勢を17時10分に出る船で姫路に戻りました。船自体はもう少し遅くまであります。隣の男鹿島にはキャンプ場あって船もよるし、島を巡りつつ夜はキャンプ、なんてしたら超楽しそうです。また来たい島ですね。

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