2026年6月23日火曜日

2025-11-08 ネパール エベレストトレッキング再 8日目 ナムチェバザール~クムジュン パサン・シェルパ、シェルパ家族との再開

6時起床。ここで標高3400で、もう日本では富士山以外にない標高。一般的にルクラから出発するトレッキングではナムチェバザールで2泊して高度順応することが推奨されているが、俺らはすでに1週間トレッキングして3000mでも宿泊してきているので、この日はナムチェの上にあるクムジュン(3800m)まで移動することにする。

スマートウォッチのHUAWEI BAND 10を使っているが、血中酸素濃度は夜中に86%まで下がっていた。まあ下がらないほうがおかしいのだが…彼女はなぜかずっと98% このあと標高が高くなるにつれ俺の血中酸素濃度は低くなっていったが、彼女があまりに変化ないので一度HUAWEI BAND交換してみたのだがやはり彼女は低いままだった。

朝食はトゥクパ(うどん)。彼女は日本から醤油を持ってきているが、ここはキッコーマンが置いてあった。トゥクパも安い、食べやすい、早いと揃ってる優秀な食事。

宿代3950ルピー。ホットシャワーは400ルピー。部屋代1000ルピーはちょっと高いがナムチェ料金だ。出発前にダイアモックス(ジェネリック)を飲む。

去年ナムチェの階段巡りしたので、今回は階段は巡らず出発。でもやはりすごい景色だ。しかしストリートビューなどで10年ほど前の写真見ると今よりずっとロッジが少ないんだよね。今でもロッジが増え続けてるし。どこまで発展していくのか。

三度笠をしてる人がいた。トレッキングしながら風景を描いてるようだ。俺も笠持ってくる考えはちょっとあったけど、移動の際に邪魔になるから諦めた。

前回ウォータータンクのNEPATOPをよく見た気がしたんだけど、今回見てみるとNEPATOPより断然HILLTAKEのほうが多い。ナムチェでやっとNEPATOPに出会えた。

エベレストビューポイントに到着。このあたりからだとエベレストは他の山に混ざってわかりにくいんだがちゃんと見えている。

ちなみにこれは近所の銭湯に飾ってある写真なのだが、「夜明けのカトマンズ郊外よりチョモランマを望む」と書かれている。でもカトマンズから一週間かけてたどり着くここを「郊外」とは言わないよなw 日の当たり方からみて夜明けでもないし。

エベレストへの階段を登る。

エベレストビューホテルは創設者が日本人で今も日本人が経営してるようだ。ロビーに燕山荘の風呂敷みたいなのがかけてある。

エベレストビューホテルでサンドイッチとホットミルク。エベレストビューホテルはかなりの高級ホテルで、食事もすんごく高いので俺らに頼めるのはこれが精一杯だった。

受付にいた人が支配人らしいのだが、大沢茂男を知ってるか聞いたら、知ってるも何も支配人はパサン・シェルパの兄だった!なんということだ。そこで「ヒマラヤで泳ぐ」のこの写真を見せて、もしかしてこの中に写っていますかと尋ねると「懐かしい、この写真を撮ったのが自分だ」と言うではないか。まるで自分が歴史の中に入り込んだような不思議な気持ちになった。

俺が去年ゴーキョ湖に入った写真を見せるとYou are second Osawa-san!と笑ってくれた。

エベレストビューホテルからクムジュンまでは30分ほど下るだけ。


クムジュンにある商店。ここの店主は日本語が少しできて、去年それでパサン・シェルパのロッジを教えてくれたんだけど今回は不在だった。ティーハウスもやっているのでせっかくなのでララヌードルだけ食べる。正直けっこうおなかいっぱいだったが。


Khumbila Garden Lodgeにいったらパサン・シェルパがいた!明日からルクラに行くそうなのでラッキーだった。明日以降トーレThoreというマイナーなルートにいくつもりでロッジがあるか少し心配してたのだが、トーレには1軒ロッジがあると教えてもらえて安心。ただ「ぐねぐねしててなかなかつかなくて、僕は好きじゃない道」と言われた。本職のガイドに好きじゃないと言われるルート…w

去年お世話になったシェルパ家族の家に行くつもりと言うと、少し前におばあさんとお母さんが喧嘩してお母さんと娘は家を出て別の家に住んでいるということで、そちらの家まで案内してくれた。先にパサン・シェルパに会っておいてよかったな…

シェルパ家族の家にいくと、お母さんがいて家にあげてくれた。前の家は電気がきてなかったように思うが、この家は電気コンロを使っていた。


ミルクティー、ヤクチーズをつけたじゃがいも、アンバというフルーツなどをいただく。お母さんによると、この家は借家で、家賃は1年で35000ルピー。ただお母さんは仕事がないからアメリカにいる兄弟?に出してもらってる、と言っていた(お母さんは少し英語ができる)。

また、娘がもう少ししたら高校に行く年齢だけどここに高校はないから行くならカトマンズに下宿する必要がある、それも当然お金がかかる、という話だった。親との確執、自分の仕事、子供の進路、シェルパの世界でも悩みは同じだな。

しばらくすると娘と娘の友達が一緒に帰ってきた。日本から持ってきたお土産をいくつか渡し、俺らもシルクのマフラーと生姜をもらった。娘が被ってるのは彼女が自分用に持ってきた秋田犬の被り物だが、ものすごく欲しいというので毛糸の帽子と交換してもらった。

ロッジに戻り、夜ごはんはベジカレー。ライスはちゃんと半分だ。

2025-11-07 ネパール エベレストトレッキング再 7日目 ベンカー〜ナムチェバザール 一週間ぶりの和食

5時半起床。窓からタムセルク(6623m)が見える。

朝食はチャパティ。彼女からヤクチーズを分けてもらう。俺はヤクチーズけっこう好きなんだけど彼女は苦手のようだ。

マスターと話してて、マスターは大沢茂男に一度会ったことがあると言っていた。ハタゴロッジのことも知っていた。


7:20出発。宿代2880ルピー。マスターに、泊まらなくてもいいから帰りも寄ってくれと言われる。もちろんそうするし、できれば泊まりたい。


チュモアChumoaの商店でローカルアップルジュースを購入。ここのアップルジュースは爽やかな甘みとほんの少し発泡を感じてめちゃくちゃ美味しい。

トイレの注意書き

USE ME WELL
KEEP ME CLEAN
I SHALL NEVER TELL WHAT
I'VE SEEN
(うまくきれいに使ってね、見たこと誰にも言わないから)

韻を踏んでうまく出来すぎだなと思って検索するとよくトイレで使われる詩のようだ。日本で言う「急ぐとも 心静かに手を添えて 外にもらすな 松茸の露」のようなものか。

8:45ジョサレJorsalle到着。ここでトレッカーのパーミッションと国立公園の入場料と2つ支払いをする。前回は11時すぎについて大混雑してたけど今日はまだ時間が早くて空いている。やっぱパクディンに泊まらないでベンカーまで進んでおいてよかったな。

1、2、3の順番に進む。1と2どっちが何だったか忘れたけど3は両方持ってることを確認するゲート。なお裏手にトイレがあって言えば使わせてくれる。

ジョサレから一度かなり下がる。これから登るのにこんなに下りたくない…と誰もが思う場所。そしてもちろん帰りはここを登らなくてはならない。今から帰りが憂鬱になるポイントだ。

10:20 ヒラリーブリッジが見える。ここが標高2900mでナムチェバザールが3400mなので500mの登り。前回はこの登りがかなりしんどかったが、今回はすでにトレッキング5日目で体が慣れてきているので思ったより楽に登ることができた。むしろ早く登りすぎると高山病出やすくなるので意識的にペース落として登った。ビスターレビスターレ。

※ビスターレはネパール語でゆっくり。ガイドやポーターに話しかけられたとき We love ビスターレというとウケる。

彼女は調子に乗ってスキップしてる。あほやな。

またとんでもない荷物運んでるポーター。

それでも13:10にナムチェの下側に到着。早い。ここからナムチェの中心まではすぐだ。


かなり立派な4階建て鉄筋コンクリートのビルを建てている。こんなところに…

ナムチェ到着。


前回入らなかった、日本食レストランTomodachiで昼食。俺は生姜焼き定食。ご飯にふりかけかかってるし味噌汁にわかめ入ってるし完全に日本の味だ。オーナーは日本人ではないけど日本の飲食店で働いていたそうだ。しかし外にラーメンとかめっちゃ書いてるのになぜかメニューにはらーめんがないんだよな。まあインスタントラーメンはいっぱいあるし、それと差別化するのが難しいからかな。

メニューはだいたい一人1300ルピーくらいするので、ナムチェという立地を考えてもそれなりに高級食。

宿は前回と同じロッジにした。ナムチェはあんまり古いロッジないし、彼女が今日はシャワー浴びたいというので程々のところにしておく。実は1軒かなりボロそうなところがあったのだが。

彼女がシャワー浴びてる間に俺は近くでランドリーサービス探して服や靴下を洗濯に出した。1着150ルピー。3時間後に取りにいくと、靴下なんかはちょっと乾ききってない気もしたが十分だろう。これから上は寒くなるのでそうそう汗はかかない。

たれぱんだ?

事前の調べではEverest Linkといういろんな山小屋で使えるWiFiカードがあるということだった。高所のロッジでよく売ってるAirlinkのWiFiカードは24時間なのだが、Everest Linkは10日間などがあるということなのであればなと思っていたのだ。ただ10日間チケットはルクラかナムチェでしか売ってないということで、ナムチェのホテルや商店で聞いて回ったがどこもないと言われた(1件だけ1日券があると言われた)。

そこでマップに表示される、ナムチェのEverest Linkの事務所らしきところにいったがそこに事務所は見当たらない。隣の商店で聞いてみたら、両替商のラズーを訪ねろと言われる。そして両替商にいってラズーという人がいるか聞いたら「私がラズーです」という人に会えた。Everest Linkカードについて知っているか、と聞いたら「今はそれ使えない」と言われた。ということでEverest Linkカードは入手できなかったが、異国で聞いて回るミッションがRPGっぽくて楽しかった。

登山用品店でジェットボイルのSTASH新品が20550ルピーで売っていた。高所に行くほどお湯や温かい飲み物が高くなっていくのでストーブを持っていって現地でガス缶を買うか、ナムチェでストーブごと買うかは前回帰ってからずっと考えていたことだった。少しまけてくれて19550ルピーだと言われたが、レート換算すると21150円。クレカ払いすれば7%くらい手数料もかかる。

STASH自体は日本に持って帰れるしSTASHはもともと欲しいものだとはいえ、毎日ロッジの外に出てお湯を沸かして…という手間を考えると、毎回お湯(お茶)買ったほうが見合うよなという結論で買わないことにした。


ちょっとおしゃれなカフェ(YAKBUCK COFFEE)でお茶してたら停電。

でもナムチェは電気がきてるのでロッジの充電が無料。ここでフルパワーにしておきたい。

ディナーはサンドイッチ。サンドイッチはパンがある集落じゃないと頼めないが、だいたい美味しいので好みのメニューだ。たいていちょっとポテトついてくるのもうれしい。

夜残金を計算すると13万ルピー残っていた。ここに来るまでに6万ルピー使ったことになる。ここまではバス、ジープ、パーミッションなどでけっこう使ったがここから先はルクラに戻るまで純粋にロッジに使うことしかないわけで、一日5000ルピーもみておけば十分だろうから、足りなくなることはないはず。

2025-11-06 ネパール エベレストトレッキング再 6日目 スルケ〜ベンカー メインルートに合流

5時半起床。ちょっと便秘ぎみ。夜中に雨音が聞こえたが朝は晴れていた。朝食はシェルパシチュー。ちょっと辛め。胃薬のおかげか食べきることができた。シェルパシチューは好みが分かれる、と言う話も聞くけどだいたいのシェルパシチューは雑炊、カレー雑炊みたいな感じで個人的には食べやすい食事だと思う。野菜も入ってるので栄養取れるし。

宿代は水を2本買って2800ルピーだった。

7時出発。ルクラからのルートとの合流地点までひたすら登りだ。歩き始めてすぐに激しい筋肉痛でこれはだめだと感じてすぐロキソニン投入。

車はスルケまでなのでここから先は動物とポーターがすべての荷物を運ぶ。ヤクは基本的に3000m以上のところに住む動物なのでこのあたりは馬、ロバ。

たまにとんでもない荷物を運んでるポーターがいる。少し調べたところによると、トレッカーの荷物を運ぶポーターはだいたい代理店が手配してて、そういうときは30kgくらいが上限になるそうだ。しかし客の荷物関係ないローカルの店の荷物を運ぶときはポーターの自由で、50kg超えるものを運ぶこともあるとか。

10時半、ルクラとの分岐に到着。そこにいた日本の老夫婦と少し話をして、二人はナムチェまで行ってきたそうだ。ナムチェより上は雪だったがこれから晴れて雪も溶けるのではないか、というポジティブな予想をいただく。予想でしかないが人から聞くとやはり信じたくなるもの。


11時、公衆トイレのあるとこのティーハウスで昼ごはんにモモを食べる。お茶とモモで500ルピー、と指5本立てて言われたが1000ルピー渡したら400ルピーのお釣りを渡された。この辺のやり取りはよくわからない。わざと誤魔化してるというより、お釣りの計算ができない、お釣りがない、などそんな雰囲気を感じる。

ポーターに話しかけられ、ポーターが必要になったら俺に連絡しろ、と売り込みをされ、まあポーター必要になる可能性もあるし一応WhatsAppを交換した。このあと数日ポーターどうだ?と彼から連絡きたがなんとかポーターなしでいけたので彼に頼むことはなかった。

これは最近調べて知ったのだが、ネパールの政府的にはトレッキングにガイド(とポーター)を雇うことを必須とする方針(だったの)だがエベレスト地域は自治体がそれに反対してて有耶無耶になっているそうだ。だからエベレストでガイドなしOKだったから〜と思って他の地域にガイド無しで行こうとして入れなかったということもあるみたい。このあたりのルールはすぐ変更されるので毎年確認が必要だろう。

※エベレストと同様にアンナプルナ、ランタントレッキングもガイドなしでもいける。しかしマナスルは特別保護地域にあたるため認定ガイドなしは許可されない、らしい。

また、ガイドとポーターにはヒエラルキーがあって、修行してポーター、ポーターガイド、ガイドとランクアップしていくそう。ガイド専任は英語できて知識もあって経験豊富だけどちょっと高いし客の荷物は持たない。


水が減ってきたところでdrinking waterと書かれた水場があったのでボトルに入れてそのまま飲んだが大丈夫だった。まあ沢の水だしな。これ以上無駄にチャレンジはしない。

13:50 パクディンの売店でアクアタブレットを購入。50錠入りで1000ルピー。これはけっこうなぼったくり価格だったようで、他で500ルピーで売ってる店があった。まあ悪意があるわけではなく、この地域の商売の値段はあってないようなものなのだ。


ここからナムチェバザールまでの道は前回も往復してるからこれで3度目になる。覚えてる場所が多く懐かしい気持ちになる。たった1年しか経ってないが。

エベレストトレッキングでパクディンはルクラについたあと泊まる場所と言われることが多いのだが、パクディンから次の目的地になるナムチェバザールまではまあまあ時間かかる。だからもう少し歩こうということでベンカーBenkerまで歩いた。16時到着。朝は筋肉痛がひどかったが少し慣れてきて着いたときはもうロキソニン切れてるはずだがあんまり痛みを感じない。この調子で明日登れたらいいが。



ベンカーにも何件かロッジがある。実際去年も帰りにベンカーで泊まっててそこも悪いところではなかったんだけど、もう少し渋いところがあればなーと思って数軒巡ってMera Lodgeというところにした。実際ここはマスターがとても親切だし、静かですごく良い宿だった。レモネードをサービスしてくれた。


夕食はチキンカレー。ノースパイス、ハーフライスで頼んだ。香草が入ってるようで美味しかった。彼女は外で洗濯していた。洗濯好きだな。(当然水なのでめちゃくちゃ冷たい)