2026年7月1日水曜日

ネパールの温泉地図(2026年)

ネパールはエベレストなど8000m峰を抱える山岳地帯で山は多いが、火山がないので温泉は少ない。しかし火山はなくともインド大陸とユーラシア大陸という大陸同士が衝突する真っ只中にあり、それによって発生したエネルギーが熱となり、水が温められ湧出する温泉がところどころに存在する。

ネパール語で温泉はタトパニ(Tato=温かい、パニ=水)といい、観光客が集まる有名なタトパニも数箇所ある。特にアンナプルナ周辺は大小含め温泉が多く、アンナプルナをトレッキングしながら温泉に入るのはとても楽しそうだ。

過去2024年2025年とトレッキングで2回ネパールに行き、あまった日程で何箇所か超マイナーな温泉に行ってきたがなかなか良い温泉であった。(なお俺は2回ともエベレストトレッキングで、残念なことにエベレスト方面には温泉が存在しない)

その後も気になってグーグルマップでhot spring, tatopaniなど様々な語句で検索し、出てきたプレイスをブックマークしていた。(グーグルマップのお約束で同じところを同じキーワードで検索してもプレイスが出てきたり出てこなかったりするので何度も繰り返す必要がある)

しかし最近はなんでもAIに聞く時代なので、AIに聞いたりしていたところ

Study on Identification and Development of Hot Water Spring Sources in Nepal

というすごい資料を見つけてしまった。これは要約すると、ネパール政府が2024年に、観光資源、エネルギー資源として温泉を活用できないか検討するために国内の温泉情報を調べた調査報告書である。噂レベルの情報で162箇所の候補地をみつけ、そこを調査し実際にお湯が湧いていると確認できたのが66箇所、さらに温泉としての基準を満たしているとしたのが41箇所掲載されている。こんな詳細な報告書を公開してしかも英語で書いてくれてるのすごいな。

で、その66箇所の緯度経度が載っているし、ありがたいことにコピペしてグーグルマップで検索するとそのまま場所に飛べる形式だったので66箇所すべてを俺のマップに追加した。(1箇所かなりおかしな位置のものがあり、試しに経度を1度ずらしたらそれっぽい位置になったので多分それは経度間違いと思われる。その旨をメモに記載)

ネパールの温泉 Tatopani in Nepal

その地点にすでに温泉、または温泉に関係ありそうなプレイスがあった場合はそのプレイスをマップに追加した。

プレイスがなかった地点はグーグルマップに地点を追加追加した。カテゴリは選べるものが限られていたので自然保護になっている。(一部なぜか追加申請できないプレイスがあったのでそれは座標のまま)

しかしこの報告書、ほぼ同じ地点だと思われるのに100mくらい離れてるだけのところをわざわざ別に記録してたりなかなか芸が細かい。

温泉地帯を地域別に見ると

ランタン渓谷の周囲はカトマンズから比較的近郊で、人も多いのでまあまあ行きやすい。(もちろんそれなりの困難は伴うが)

ネパールではアンナプルナ〜マナスルあたりの温泉巡りが一番容易だと思われる。俺もマナスルトレッキングの入口にあるマチャコラにバスで行ったし、アンナプルナ周囲の温泉はほとんど道路沿いだ。アンナプルナの北側に5000mの峠があるが、温泉が集中してるのはアンナプルナの東、南、西なので温泉行くだけなら峠越えをする必要はない。

少し西にあるダウラギリの南側は一応トレッキングルート上なのだがトレッキングとしてもマイナーで難易度高め。なお詳細不明な2箇所は間違いプレイスな気もする。

アンナプルナの北、アッパームスタング地域に温泉が2箇所あるが、ここはネパールの中でもかなり特別な制限区域で入域料がひとり500ドルと目玉が飛び出すほど高い。温泉のために行くにはかなりハードルが高い。

中部のルクムコートあたりはまあまあジープでアクセスできそうな道があって街から数日の範囲内なのでけっこう狙い目な気がする。

西北のタルチャ〜リミの温泉群は距離が長い上にタルチャ〜シミコットはトレッキングエリアでもないので宿での宿泊がなかなかできないという困難さがあるだろう。多分片道で2,3週間、戻り途中のシミコット空港を使えたとしても1ヶ月はみておいたほうが良さそうだ。ただ谷がほぼ一本という意味では楽そう。(同じような道がずっと続いて飽きるか?)

一番西の温泉群はどれも車道があってトレッキングルートなのかロッジがあるので困難度は低いかもしれない。ただここまで行くのが大変だし、谷を行って戻って別の谷に行ってを繰り返すのでめんどくさそうだ。

もしネパールで温泉巡りした人がいたらぜひ教えてほしい。

2026年6月28日日曜日

2025-11-23 ネパール最終日

寝てすぐ目が覚めたなという気持ちで時計を見たら5時だった。ネパールに来てこれだけ熟睡したのは初めてだ。彼女はまだ起きなさそうなのでひとりでマチャポカリMachha Pokhariのマーケットを見てくる。マチャポカリは去年シャブルベシ行きのバスに乗ったところだ。特に買うものはないが、紅茶を一杯飲んだ。

バスパークに山積みされていたレンガを一つ持ってみたらめっちゃ軽くて驚いた。軽石みたいだ。これで強度が保てるのか心配になるが、以前の震災のときは崩れたわけだよな。

一度ホテル戻って、受付のお姉さんに午後まで荷物を預かってくれないか聞いたらできないと言われてしまった。なので一度タメルまでいって、アシクさんのホテルに行って、受付にいたお父さんにお願いして預かってもらった。アシクさんにめっちゃ頼りまくってる。


そのあとカトマンズの南西の地区を歩いてみたんだが、階段は少しあったがここはけっこうな高級住宅街だった。彼女が「この地区は靴を履いてる人が多い」と言っていて面白かった。言われてみればネパールの人はサンダルが大好きだが、ここの人は靴を履いている。


タクシーでタメルに戻って喫茶ちくさに行く。カトマンズの純喫茶。ネパールは紅茶文化なのでカフェに来てコーヒーを飲むのは海外観光客が多いのだが、ちくさはローカルの客が多い。少し遅い時間だがモーニングできるということなのでモーニングを注文。これがカトマンズのモーニングだ。

Tシャツなど色々お土産を買いつつ、今回ネパールで買いたかったネパール原産のカイヤナイトを探す。しかしいくつか宝石店を回ったがいいお値段がするので諦めかけていたところちょっと安そうな原石中心のお店で一つ4200ルピーで二つ買うことができた。これを日本で指輪にしてもらおう。(しかし、日本で指輪にしてもらうのに一つ1万2千円かかった。これだけ払うならカトマンズで高い指輪を買ったほうが安かった)

歩いてると楽器弾きの人に声をかけられる。音楽を生業にしたいわゆる「ガンダルバ」というカーストの人だ。この方は以前日本、金沢で活動していたらしい。聴かせてもらったあと喜捨しCDを受け取ったのだが、協力者の名前として何人か日本の名前も載っていた。

最後の食事はもちろんダルバート。しかし食べた後手を洗うにはどうしたらいいのかなとキョロキョロしてたら店主に「ミスター、こっちで手を洗えよ」と厨房の流しを使わせてくれた。慣れてないことがモロバレだったな。

15時に空港に着き、17時搭乗。今回はAir Indiaでニューデリー乗り換え。保安検査場でもちろん検査してるのだが、インドの航空会社はネパールの保安検査では不満のようで機体に乗る前にもう一度細かい荷物検査を行う。

そしてニューデリーのトランジットの時の検査がまた厳しく、軍の検査で財布の中までめっちゃ細かく見られた。そして財布に入ってた落とし物タグが引っかかったらしくこれはなんだと詰め寄られなんと説明しようか迷ってたら「バッテリー?」と聞かれ、まあ電池は入ってるしそうだと答えると通してくれた。

ここ実は危なくて、Amazonで買ったこの商品は安物にありがちな長い商品名になっているのだが、GPS機能がついてるわけでもないのに商品名にGPSが含まれている。そしてインドではGPS専用機の持ち込みは問答無用で拘束対象。ここで間違えてGPSタグだ、なんて言ったら留置所に送られ弁護士呼んで釈放してもらうまで帰れなくなるところだった。

検査にも時間かかるしニューデリー空港はめちゃくちゃ広いので搭乗口の移動にも時間かかるしちょっと焦ったがなんとか乗り換えできて、やっと羽田に到着。次の機会があったらニューデリー乗り換えはもっと時間に余裕を見よう。

ぼーっとしててネパールでりんご買ってそのまま持ってきてしまったので入国前にりんご食べた。

そして23日ぶりに日本に戻って、一番最初に食べたのはダルバートであった。

2025-11-22 ネパール 温泉探索再 マチャコラ〜ゴルカ〜カトマンズ

バスが6時半発なので、朝ご飯ゆっくりする時間はないなと思って朝ご飯はゆで卵だけ頼んだ。ゆで卵なら遅れて出てきても受け取って後で食べることができる。そしたらサービスでパンもつけてくれて、むしろパンだけで良いくらいだった。

主人の妹?が東京で働いているらしく、WhatsAppでビデオ通話かけて俺も話すことになった。東京で出勤中のマチャコラ出身の人とマチャコラで話すという変な状況。

宿代は2日間で6850ルピー。思ったより安かった。

時間丁度にバス出発。トレッカーは乗っていない。前の人のジャンバーがビバホーム。どこから流れてきたんや。日本で働いていたのかもしれないが。

現在ネパールで死ぬほど流行っているくまのプーさんのショッピングバッグ。子供から老人までみんな持っている。

バスに乗ってくるローカル客が「ありがとう」と言ってるのなんだろうと思ってたのだが、しばらくするとArughatというところに停まって降りていった。

11:50 ゴルカGorkha到着。バスステーションと離れた場所に降りたのでまずバスステーションまで歩き、14:30発のバスのチケットを購入。


そしてちょっと良さげなホテルの食堂に入りサンドイッチを食べて、スタッフに2時間くらい荷物を置かせてくれないか聞いたら快く引き受けてくれた。ありがたい。なお帰り引き取ったときチップを渡そうとしたのだが固辞されたので、代わりに少し高めのジュースを買った。


これで2時間くらい歩く時間ができたので、ゴルカの街を一回り。ゴルカという地名はいわゆる「グルカ兵」のグルカのことだ。必ずしもグルカ兵がゴルカ出身なわけではないが、それでもこの土地を歩いているとグルカ兵が肉体的に強靭である理由はわかる気がする。まあネパールどこいってもそうなんだけど。

ゴルカの街は観光地なんだけどあんまり海外観光客はいなくて、どちらかというとネパール国内の人間が観光に来ているような印象があった。

「沈黙を楽しんで」というトレーナーを着たお兄さん。かっこいいなそれ。


バスといいつつハイエースだった。乗客は全員ローカルだが、死ぬほど乗る。最終的に23人くらい乗った。ハイエースの店員て何人だ?

Tシャツだと車内はけっこう寒かったが荷物を上に上げられてしまったので耐えるしかなかった。失敗。

20時20分バスパーク到着。行きはカトマンズからゴルカまで6時間だったから、帰りはハイエースで飛ばしてるように感じたのにそこまで時間変わらなかったな。

バスパーク近くにあるOYO系列の安いホテルにチェックイン。受付のお姉さんが死ぬほどやる気ない感じで安宿!という感じがする。まあ寝るだけだからいいけど。

近くのローカルな食堂に閉店間際にはいったらあれもどうだこれも食べろと出されたが全然食べきれなかった。そしてサービスなわけではなく料金は払う。ちょっと押し付けられた気もするがまあ持ち帰りさせてくれたので良しとしよう。味は濃かった。






2026年6月27日土曜日

2025-11-21 ネパール 温泉探索再 マチャコラ タトパニ

5時に起床して7時に朝食。サンドイッチを頼んだんだが小さいな。

バスチケットカウンターがわからなくてうろうろしてたら警察っぽい人がいたので聞いてみると、半分通訳みたいなことまでしてくれて明日のバスを予約することができた。カトマンズまで行かず、朝イチのバスでゴルカまで行って、ゴルカを散策してからカトマンズ行きのバスに乗る作戦。これなら数時間はゴルカで時間が取れる。


マチャコラもなかなか良い階段がある。

俺が調べられる限りの最新の情報でも車道はマチャコラまでだったが、今はもっと先まで車道が延びていた。


2時間ほど歩いたところでタトパニ(温泉)に到着。グーグルマップでここに温泉があることはわかっていたが、レビューがほとんどないので実際の状況は来るまでわからなかった。いい感じのお湯が出ているが湯船にお湯が溜まっていない。ここはせっかくなのでお湯に入りたいため、栓をして溜まるのを待つことにした。

ちょうど隣にティーハウスがあったのでダルバートを注文。これは不慣れな手食でめちゃ熱いライスに手を突っ込んだときの表情。ダルバートは美味しかったが、なんとひとり1000ルピー。これはかなりぼったくっている。500ルピーがいいとこだろう。ネパールで温泉地料金取られるとは思わなかった。

45分くらいかけて、まあまあお湯溜まったので入浴。最高〜

何人かトレッカーがいたが特に気に留めることもないようだった。うーん、やっぱ温泉あったら入るでしょうが、と思うのはやっぱ文化の違いか。



行きの道中、上から見ると川沿いに赤くなってる場所が見えたので岩場を下ってみた。そしたらビンゴで野湯が湧いている!ちょっと熱すぎるくらいだったので、川の水と調整して浸かった。ネパールに来て未発見の温泉に入れるとは思わなかった。幸せだな。



マチャコラに戻ったらホテルに戻らずそのまま対岸の野湯に向かう。ここは野湯だが少しだけ情報があったので入れると思っていた。ただここも源泉がかなり熱く、そのままでは入れないので水と混ぜて入る必要がある。しかし地元の子供達が裸で遊んでいて、めちゃめちゃはしゃぐ。俺としてはゆっくり入りたかったのだがこれも旅だと思って子どもたちと一緒に木にまたがったりして遊んだ。

彼女はお湯に全然入らずずっと子どもたちと一緒になって川で泳いでて、風邪引かないか心配してたら案の定風邪を引いていた。

晩ご飯はチキンカレー。