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彼女に誘われ2024年10月にネパールへエベレストトレッキングに行ってきたのでその記録を書いていこうと思う。ただし現在俺は文章らしい文章を書く気力に乏しいので単調な事実の記載、記録になっている面が多く出てくるかもしれない。それでも2025年以後のエベレストトレッキングを考える人の参考にはなるかもしれないので書いていく。
まず前提として俺はこのネパール旅行が初の海外旅行である。そのため海外旅行における常識的な情報もやや冗長的に珍しいことかのように書く部分もあるだろう。
トレッキングに必要な情報はまとまっていたほうが便利だと思うが、自分の書きやすさを優先し一日ごとの行程記録に豆知識が挟まるような形になっている。情報を求めている人には申し訳ない。聞きたいことがあればTwitterなどで質問、DMくれたら返します。
パスポート
パスポートも持っていなかったので9月頃取得。ぎりぎりすぎたかもしれない。本籍地を彼女の実家である秋田に移してたので夏に帰省して戸籍謄本を取ってこなくてはならなかった。
ビザ
ネパールはオンラインでビザの申請ができるが、申請したらその情報を印刷して現金書留で大使館に送る必要がある。大変にめんどくさい。2人分だが家族なので一緒にレターパックで送ったらちゃんと2人分のビザが送られてきた。よかった。なおネパール到着後空港でビザを申請することもできる(割高)なのでこのへんはどうとでもなりそう。
ネパールへの飛行機
俺は海外旅行初めてで飛行機のこともよくわからなかったので往復の航空券は彼女に一任。乗換便はいいのがなかったということで成田からカトマンドゥへの直行便(Nepal Airlines)に乗ることになった。日本時間10:30発でほぼ遅延なしで離陸。フライトは8時間半ほどで到着の現地時間は17時ごろ。
なおネパールと日本の時差は3時間15分。最初知ったとき驚いたがネパールは国として唯一15分単位で標準時からずれているのだ。しかしG-SHOCKの時間合わせるとき動かしてると一つだけ出てくる15分ズレの設定がネパールなのでわかりやすかった。
Nepal Airlinesの機内食はかなりしっかりしていた。
キャッシング
荷物を受け取ったらまずは空港のATMで両替(キャッシング)。銀行の両替や、街の両替商のほうが少し安いだろうけど調べた限りそんなに大きく変わらないし手軽さを考えたらキャッシングで良いと判断。しかし1台目のATMはボタンが反応せず、2台目にいたってはWindows画面になっている。Oh...いきなりネパールの洗礼。
3台目でやっとキャッシングできた。1回の上限が(確か)30000ルピーだったので、二人分として12万ルピーキャッシングしておいた。なおこれはけっこう足りなくなったので、20万ルピーあってもよかったかな? 何しろ山にいったらキャッシングが難しくなる(高くなる)ので。SIM
次は携帯のSIMを購入。そこらへんはいろいろ情報があるけど俺らはNcellの1ヶ月弱30GB?くらいのプランを購入。細かいことは覚えてない。山の方にいくと入ったり入らなかったり(ほぼ入らず)で、もう少し電波あるとよかったがまあそんなもんだろう。どちらにしろ600ルピーもしないくらいで激安。それでやっていけるのだろうか。
明日の朝はトリブバン国際空港からルクラ空港へ飛ぶので、中心街まで出ないで空港から歩いていける範囲でホテルを予約していた。空港を出るとタクシーの客引きに声をかけられるが歩きなので関係ない。ところが一人日本語で話しかけてきた客引きが、明日の飛行機はどうするのかと聞いてきたのでルクラまで飛行機で行くよと答えると「ここからルクラまで飛行機ではいけない」と言ってきた。トリブバン国際空港からルクラへのフライトはもともといろいろあるのだが2024年秋は9月に発生した大洪水の関係でさらに情報が錯綜しており、この客引きもそれのことを言っていたと思うのだが何しろ向こうの日本語もそこまでうまくないし俺も英語でそんなに明確にやりとりができないのでらちが明かない状態に。しかし最終的には俺らがすでに予約していて決済も済んでいるという情報を見せて納得してもらうことができた。
そのあと今度はガイドを紹介するというのをかなり強く押してきた。俺らはガイドなしでのトレッキングをするので不要なのだが、まあガイドありはガイドありでメリットも多いので彼がガイドは絶対必要だと主張するのも理解できないわけではない。だがなんとか断って空港を離脱。空港出るまでだけでもう疲労してきたぞ。
ホテル
そして20分ほど歩いた予約済みのホテルに行くと、あんまりやってる様子がない。中のロビーでごろごろしてた若者に英語でなんとか話をすると誰かに電話してくれ、ここで待てと言われる。横に日本語の教科書がおいてあったので手に取ると彼のものだという。なぜ彼は日本語を学ぼうと思ったのだろうか。何にせよ彼はまだほとんど日本語はできなかった。
20分ほど待ってやってきた人に車に乗れと言われる。どうやら系列ホテルが数軒あり、予約で送られきたメールに記載されているホテルは違うものだったようだ。やれやれ。どこまで行くのかと思ったらすぐ近くだった。別にここに行ってくれと言われればすぐ歩いてきたのにな。部屋は十分に綺麗でシャワーも付いている。明日からはシャワーなし生活になるので最後に念入りにシャワーを浴びる。
明日は早いのだがせっかくカトマンドゥについたので少しだけ夜の街を散策。ネパールはとにかく電飾が大好き。街中も田舎もイルミネーションを設置しまくる。今は以前ほど停電は発生しないというが、それでも電力供給に不安がある国でここまで人々をイルミネーションに駆り立てるモチベーションはなんなのだろう。
iPhone
スマホはiPhone 14 Pro Maxを使っていたのだが、ネパール行き直前に届いた16 Pro Maxに乗り換えて持ってきた。iPhoneのカメラは長らくAI処理でコントラストとハイライトを強くしすぎる傾向がありそれがとても好きではなかったのだが、15でそれが改善されたこともあったのでこのタイミングで買い替えたのだ。下の写真は夜の街だが以前のiPhoneならものすごくエッジのたった写真になってしまっていただろう状況だが自然な雰囲気をちゃんと保っている。高いが買い替えてよかった。もちろん充電ポートがUSB Type-Cになって、Androidを使う彼女と共有できるようになったのもかなり大きな利便性の向上だ。
夜のカトマンドゥ散策も楽しいが明日からの本番に備えてホテルに戻り就寝。
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