6:30朝食。簡単なエッグトーストとコーヒー。ネパールはコーヒーの産地ではないのでコーヒーはほとんどインスタントコーヒー。ていうか事前に読んだいくつかのブログではお茶のことばかりでコーヒーの言及がなかったからコーヒーはないのかなと思って大量にインスタントコーヒーを持ってきたのに。エベレスト街道は燃料が貴重品で、火はヤクの糞を乾燥させたものを燃料にしている。そのためお湯自体がけっこう高い。結果お湯を頼んでもコーヒーを頼んでもたいして料金が変わらないため持っていったインスタントコーヒーの出番が少なかった。たまに彼女とお湯をはんぶんこしてコーヒーとスティックティーを飲んでいたくらい。
階段巡りブログ
日本全国の階段、路段、坂道を巡るフィールドワーク録 特に学術的な目的はなくただの趣味です
Wednesday, January 29, 2025
2024-10-14 ネパール・エベレストトレッキング2日目 パクディン〜ナムチェバザール
Tuesday, January 28, 2025
2024-10-13 ネパール・エベレストトレッキング1日目 カトマンドゥ〜ルクラ〜パクディン
ルクラへのフライト
2024年前後においてネパールの空の窓口であるトリブバン国際空港は非常に混雑していて、国の方針としては地方路線はなるべく近郊の空港に行かせたいという思惑があるようでネットで調べるとカトマンドゥからバスで数時間走ったところにあるラムチャップ空港からの便を使うという案内が出てくる。そのためには夜中の1時くらいに乗るバスを予約して早朝にラムチャップ空港について飛行機に乗る(飛ばなかったらドンマイ)ということをする必要がある。俺らも当初はそのバスを予約していたのだが、2024年は9月中旬モンスーンの終わり寸前になってネパールは大洪水に見舞われラムチャップ空港まで向かう道路が寸断され、ラムチャップ空港が使えないという事態になってしまった。
ルクラまで飛行機で行かない場合は途中までバスやジープで移動する手段もあるのだが、それをするとルクラまで数日歩く必要が発生し日数的に避けたい。それで調べているととあるネパールのトレッキングを取り扱ってるツーリングサービスがこの辺のことを頻繁に情報を更新してくれていた。それによると最初はトリブバン国際空港から南のジャナクプル空港に向かい、そこで乗り換えてルクラ空港に向かうという迂回経路が示されていた。時間はかかるが仕方ないかと思いつつ、そのサイトで書かれていたWhatsAppの番号にチャットで連絡を取り聞いてみるとなんとトリブバン国際空港からルクラへ直接飛ぶ飛行機が予約できるよと言うではないか。もうこの辺から情報が錯綜しすぎて何がなんだかわからなくなってきてるのだが、最終的にトリブバン国際空港からルクラへのシートを一週間前に予約しておいた。
(ネパールはかなりWhatsApp文化なので、行く前にWhatsApp入れてアカウント作っておくと何かと便利だ。現地の人とやり取りするのにかなり役立った)
で、この予約は座席の予約であって便の予約ではない。なので何時に空港に行けばいいのかわからずやきもきしていたのだがフライト前日の昼になって航空券のPDFを送ってきて、フライトの1時間前に空港に来いということだった。フライトは8時なので最低7時、不慣れな土地ということもあって6時半にはついていようということで6時にホテルを出発。こんな時間なのにホテルのカウンターにはちゃんと受付がいたのでチップを少し渡してチェックアウト。チップはいつも100〜200ルピーくらい渡していた。
空港前の24時間やってるカフェで朝食。ライ麦のサンドイッチ?観光価格でそんな安い訳では無いが仕方ない。これが現地で食べる最初の食事だな。思ったより出てくるのに時間がかかったのでコーヒーはテイクアウトにしてもらった。
国内線カウンターに7時頃到着。航空券を見せるが、受付開始したら案内板をかけるからそれまで待て、とのこと。ここからひたすら待つ。航空券に書いてあった8時を過ぎても動きはない。しかし同じ便の搭乗客と話をしてみんな待ってるので自分たちが置いてけぼりを食ってるわけではないという謎の安心感はある。
10時頃やっと受付が始まって荷物を計測。預け荷物が10kg、手荷物が5kgまで無料だったかな?うまく分割して、あと服のポケットに突っ込んだりしてぎりぎり15kgに収めることができた。しかし搭乗ロビーでも1時間待たされて、本当に今日乗れるのかと不安になるが11時前にバスに案内されやっと乗れるぅ!とみんな笑顔に。
PeakFinder
ルクラ
高山病対策
パクディンへ出発
アップルガーデン
ポーター
パクディン到着
ロッジとレストランとティーハウス
ネパールのトレッキングにおけるロッジの料金はちょっと特殊で、部屋代はどこでもだいたい500ルピーくらいとかなり安い。交渉次第ではただにできたりするようだ(俺らは部屋代は交渉しなかったのでいつも払ってた)。しかし代わりにロッジは必ずレストランが一緒になっていて夕食と朝食はそこで取るというのがルールになっている。ようは食事代で部屋代を賄うというシステムだ。ロッジによってはうちで食事しないときは〇〇ルピー払ってねとメニューに書いてあったりする。ところがこれがだいたい安い食事より高いペナルティーなのだ。だったら安い食事頼んで食べなければいいってことになるのでは…。ネパールにはこういう謎なシステムが多い。水事情
- ペットボトルを買う。ロッジに限らずトレッキングコースには小さな商店が点在していてそこで飲料やちょっとしたお菓子を買うことができる。しかしもちろんポーターが運んでいるため重さのある飲料は高めで、高地に行けば行くほど高くなっていく。富裕層向けと言える。
- 消毒剤(アクアタブレット)を使う。俺達の使った方法。商店で20個入り150ルピーくらいでアクアタブレットという錠剤を買える。一粒で1リットルくらい。溶けたあと飲んでみると僅かに消毒の匂いがするがほとんど気にならないし、水も美味しかった。最後までお腹を壊すことはなかった。
- 浄化器を使う。浄化器を使っている人たちもちょいちょい見かけた(ヨーロッパ系に多い?)。浄化するのにちょっと時間がかかるため少し面倒かもしれない。
- 煮沸する。 これは途中で気がついたのだが、飛行機にガス缶は持ち込めなくてもバーナーは持ってこれるので、バーナーだけ持ってきてルクラとかナムチェでガス缶を買って自分たちで水を沸かしたらかなり飲み物代の節約になるかもしれない。ただ飲用の水をいちいち煮沸するのはやっぱ面倒だと思う。ということで総合的にはアクアタブレットが良いと思う。
Monday, January 27, 2025
2024-10-12 ネパール・エベレストトレッキング0日目 成田〜カトマンドゥ
前文
彼女に誘われ2024年10月にネパールへエベレストトレッキングに行ってきたのでその記録を書いていこうと思う。ただし現在俺は文章らしい文章を書く気力に乏しいので単調な事実の記載、記録になっている面が多く出てくるかもしれない。それでも2025年以後のエベレストトレッキングを考える人の参考にはなるかもしれないので書いていく。
まず前提として俺はこのネパール旅行が初の海外旅行である。そのため海外旅行における常識的な情報もやや冗長的に珍しいことかのように書く部分もあるだろう。
トレッキングに必要な情報はまとまっていたほうが便利だと思うが、自分の書きやすさを優先し一日ごとの行程記録に豆知識が挟まるような形になっている。情報を求めている人には申し訳ない。聞きたいことがあればTwitterなどで質問、DMくれたら返します。