2014年3月3日月曜日

帆を張る

崖に階段を通すときたいていは崖を削ることになる。そのとき崖が急峻だと切通した壁が空に向かって屹立し、その姿はさながら大海を航海する帆船のようだ。
中目黒
こういった地形を階段マニアは「帆を張っている」と呼び、通るときは大きく「ヨーソロー!」と声を出す習わしがある。
大塚
なお1枚目の写真は坂道愛好家として名高いタモリ氏が著書「タモリのTOKYO坂道美学入門」の表紙に使用している場所である。このロケーションを前にして、坂に注目するか階段に注目するか、という人生の岐路にもなっている。

 

象の鼻階段

崖に階段を通すとき、通常は崖を削って切通しのような形にする。しかしスペースの都合で崖を切り通しにすることができず、崖から伸びるような形の階段になることがある。この象の鼻のように伸びた階段はどことなくユーモラスであり、見るものの心を和ませてくれる。
真鶴
https://plus.google.com/u/0/photos/+MASATONull/albums/5921129206103544849

2014年2月16日日曜日

2014-02-16 青梅

ほんとは2月15日に長野の方の温泉に行く予定だったんですが、ご存知の通り豪雪で高速が不通になりあえなく中止となりました。宿の方は現地払いだったんですが、電話したところ事情が事情なので今回はキャンセル料なしで、またぜひ来てくださいね、ということになりましたのでなんとしてもリベンジしたいと思っています。

そんなわけで16日は暇になってしまったのですが、やっぱ雪をみたいなあ、ということで青梅まで行ってきました。青梅線は15日の時点で青梅駅で折り返し運転となっていて青梅〜奥多摩間は運転見合わせ中でした。もしかしたら途中で再開とかなって奥多摩まで行けないかなーと思って行ってみたんだけど、全然再開できるような状態じゃなかったw


まあ雪自体は除雪車が入ればどかせるのかもしれないけど、けっこう倒木があった。青梅駅の横でさえ倒木があるとなると、もっと山に入っていった奥多摩よりではかなりの数の倒木があるのではないかな。そうなるとなかなかすぐに復旧というわけにはいかないだろう。しかしいち早く復旧するといいですね。

まあせっかく青梅駅で降りたのだから、多摩川沿いを歩いたりしつつ階段を少し見てきました。


自分はいつも雪が降ったときは見たことのある階段を見に行くことが多いです。それは普段を知っている階段の「雪化粧」姿を見たいからなんですね。しかし今回は突発的に青梅で降りたので初めての階段で、雪化粧でした。しかし最初に雪化粧を見ると、次見にきたときに素顔を見るようで、ちょっと気恥ずかしい感じがしますねw また青梅に来る楽しみができました。

だいたいの場所は積雪30〜40cmくらいで除雪もされたりしてて歩けたんですが、一箇所山側の住宅街の路地でまったく除雪されてない場所があって、通ろうとしたら腰まで埋まって身動きできなくなりましたw 先週の雪中キャンプでの雪からの脱出の経験を活かしなんとか抜け出しましたが、危うく住宅地で遭難するところでした。

https://plus.google.com/photos/+MASATONull/albums/5980962452739136337

2014年2月8日土曜日

2014-02-08 中野 目白台 高田馬場

今日は見事な雪ですね。東京もかなり雪が降っています。まあネットの話を聞くと神奈川の方で40cm積雪のとことかもあるみたいなんで、中野はそこまでじゃないのかもしれませんが。

で、雪が降ると聞くとうずうずしてくるわけです。なぜかって? そりゃあもちろん階段を歩くためですよ!雪と階段の親和性は非常に高く、もう前日からニヤニヤしっぱなしでした。

まずは手始めに落合から歩き始めます。
雪の白と階段の黒の水墨画的な景色にポストの赤が映えて綺麗だった。


こちらは中井の四の坂と、その隣にある林芙美子記念館。林芙美子記念館は10時開園でほぼ開園と同時刻に入ったのに先客が二人いた。こんな日に物好きだな。普段は建物内には入れないんですけど、3月に公開日があるということで申し込んできました。

下落合の蟻腰の階段。ここは目的地のひとつだったんだけど思ったより雪が積もってなかった。でも周りはかなり積もってるのでコントラストになって見た目的にはいいかも。

今回のメインの目的地、のぞき坂。のぞき坂は去年の雪の日もきてるんですけど、今年は別の目的があって…滑ってみましたw
何回かチャレンジしたんだけど上から下まで滑れたのは最初の1回だけだった。のぞき坂が急ってのはやっぱ有名で、写真を撮りに来てる人が何人もいたのでカップルのお兄さんにも動画撮ってもらったw そしてソリも貸してあげた。雪がもっと積もってたらもっと滑りやすいかもしれないけど、これ以上速くなると危険かもしれません。


そしてそのあとは高田馬場あたりの階段を巡って、早めに切り上げました。今回はちゃんと長靴履いていったので足が濡れず快適だったな。あー楽しかった!やっぱ1年に1回は降るといいね。
https://plus.google.com/photos/+MASATONull/albums/5977928280282445953

2014年1月20日月曜日

蟻腰

階段を鑑賞対象として眺めたとき、細く長い路段が珍重される傾向にある。特に少ししなびていて侘びた風情のある路段は絶品だ。

しかしながら単純に細く長いだけでは芸がなく、そこに多少のアクセントが求められる。そこで伸びた階段の途中で少し曲がっている部分は蟻腰と呼ばれ、「蟻腰が入っている」と讃えられる。
東京 上高田

2014年1月16日木曜日

スリバチ

スリバチという言葉をご存知だろうか。地形ファンなら耳にしたことがあるかもしれない。以下に定義を引用しよう。
われわれが「スリバチ」と呼ぶのは、台地に低地が谷状に切れ込み、三方向が斜面に囲まれたような形状の地形になっている場所のことです。 - 東京スリバチ学会 
このような形状のことであるわけだが、都市部においてはっきりとしたスリバチ地形であればそこにはたいてい階段があるのである。
東京 板橋
見返り階段も対岸に階段が見える地形が前提となっているので、スリバチ地形であれば見返り階段がある可能性も高くなる。しかし谷底に川が走っている場合スリバチではなくただの谷間であるのでスリバチではない。見返り階段があればスリバチであるとは言えないことには注意が必要だ。

横浜 保土ヶ谷
ちなみにスリバチ学会は頻繁にフィールドワークを行っているが、スリバチ学会がフィールドワークを行う場所と階段巡りフィールドワークを行う場所はかなり重なっている。これもスリバチと階段の関連性を示しているといえるだろう。

東京 落合

2013-01-13 板橋 練馬 フィールドワーク

1月13日は板橋にフィールドワークにいってきました。実は昨年9月に行ったんですが、歩き始めて早々にカメラの液晶がおかしくなっていて撮影できないという事態に陥りフィールドワークを諦めたのです。というわけで4ヶ月たってリベンジ。

歩き始めていくつめかの階段ですが、これが板橋の階段の典型といっていいかと思います。高低差が大きいのですが、住宅地としての開発がされていて幅が広く崩れは見られない。

材質もコンクリート製であり、どちらかというと平凡な階段に部類されます。しかし尾道の階段のような細く長く、古びた路段がわびていてその静寂さ故に見ている方にある程度の緊張感をもたらすとしたら、板橋の階段は鷹揚として構えているおおらかさを感じさせます。

また、板橋は近くの赤羽と同じくスリバチの宝庫でもありました。詳しくはまた今度書きますけど、スリバチとは3方向が斜面で囲まれた地形のことです。上の写真は手前の階段の他に、対面に3つ階段が見えています。

これは路地裏にある小さな階段ですが、板橋ではこのようなタイプの階段は少ないので侘びた路段が目当てなら他の地域にしたほうがいいでしょう。

この日は板橋では成人式を行っていたようで、振り袖を着た女性をちらほら見かけました。自宅前で記念撮影を行っている家庭も見かけました。



最後暗くなってから予定のコースにはなかったところに階段を見つけて撮ってきた公園。小さい公園ですが3方向が斜面になっており見事なスリバチでした。

歩いた距離はだいたい20kmほど、朝8時半スタートで17時半到着。ほとんど休憩なしだったのでなかなか疲れました。でもこれが夏だったら絶対こんなに歩けないし、階段巡りにとってはわりといいシーズンかもしれません。でもやっぱ寒かったし、春くらいが一番いいかなー。

ちなみに最後のほうでデジカメを落として、液晶に染みが入りましたw カメラは補償つけてあるんで直せるんですがなぜ板橋にいくとカメラが故障するのか…w

https://plus.google.com/u/0/photos/+MASATONull/albums/5968335574427019377