2025年10月6日月曜日

2024-10-30 ネパール 温泉探索 1日目 カトマンズ〜シャブルベシ〜タトパニ

エベレストトレッキングからカトマンズに帰ってきて、次の日は朝5時にホテルを出発。朝5時過ぎにマチャポカリという交差点でシャブルベシ行きのバスに乗る。朝の5時だというのに交差点は朝市の様相を呈していてものすごく人が多い。

ネパールは温泉が多い国というわけではないけどちょいちょい温泉が湧いている。そのうちには有名で多くの人が行く場所もあるけどせっかくなら俺はちょっとマニアックなところを探してみようと思った。

シャブルベシへはジープのチャーター、シェアードジープ、ローカルバスの3種類があるというのが事前情報だった。チャーターは物価の安いネパールでもそこそこするようで、シャブルベシまでだと20000ルピーはするとか。ローカルバスは1500ルピーほどとめちゃ安いが、時間はかかるし狭く乗り心地は良くないようだ。シェアードジープだと少し高いが時間も早いというのでシェアードジープがいいかと思っていた。

ところがマチャポカリでいくら聞いてもみんなにジープはない、バスに乗れと言われる。しばらく探したが本当に見当たらず、シェアードジープはないと判断しバスのチケットを購入。まあそれで大きな問題はなかった。

6時頃のカトマンズ盆地

カトマンズ盆地を抜けるとこんな風景が多くなる

棚田の風景がとても良い

7時40分、一度目の大休憩。しかし何分かわからないのでバスの近くで腰掛けて出発を待つ。

崖っぷちの未舗装路を脇見運転しながらそこそこのスピードで走っていく。時折落下事故がニュースになりますね。

11時30分、国立公園のチェックポイント。シャブルベシはランタン渓谷の入口で、ランタン渓谷をトレッキングする場合は入園料3000ルピーを払う必要がある。しかし俺らはシャブルベシには行くけどランタンには行かない。それをわかってもらおうと一生懸命説明する。We go to only tato pani. Japanese love tato pani very much. なんとか通じて入園料は払わずに済んだ。(Tatoは熱い Paniは水なのでTato Paniはお湯だがネパール語ではお湯と温泉を区別しない)

帰りのバスがパンクしたようでこちらの運転手も手伝っていた。バスやジープに乗るとパンクはかなりよくあるようだが俺らは運よく遭わなかった。

11時40分ごろ2度目の大休憩。お昼タイムだろうなあとは思うが、やはり時間がわからないのでポテトチップスを買ってバスの見えるところで食べる。ネパールはカトマンズの中心部は都会だが、そこを離れると田園風景が続いたあとにこういう感じの街が繰り返し現れる。車道がある限りどこまでいっても農村と小さな街の繰り返し、というイメージ。

午後1時、シャブルベシに到着。トレッキングの出発点かつバスでも来れる場所なのでけっこう大きな街だ。


俺はこの先の山の中にあるタトパニに行きたいのだが、けっこう遠いので可能ならここでジープを捕まえようと思っていた。ちょうどジープがいたので運転手に話しかけ、タトパニまで乗せてってくれないか?と聞くと2000ルピーならいいよということだった。それくらいなら全然ありと思って乗せてもらい、走りながら地図をみてるとどうも道が違う。ちょっと止めてもらい、もう一度確認するとどうやらこの先に別のタトパニ(温泉)があり、そっちのほうがメジャーなのでそこだと思ったらしい。

俺らがいきたいのはこっちの山の中のタトパニなんだ、というと、そっちは道が悪く行くことができない、ということだった。それなら仕方ない、数時間かかるが歩いていくしかない。とりあえず山のタトパニへの入口まで送ってもらって、約束のお金の半分の1000ルピーを渡して納得してもらった。

山へ登っていく道を歩いていると後ろからバンがきたのでタトパニまで乗せてもらえないか聞くと、この車はタトパニへは行かない、だけどこの先でボスを待っている人たちがいるからそこで一緒にボスを待つとよいだろう、とそこまでだけ乗せてくれた。

そこには4人の男女がいて、ここでボスを待っているということだった。こんなに人数乗れるのか?と心配だったし、1時間待っていてもなんの動きもないので大丈夫かと心配になったが彼らは不安そうな俺らをみて大丈夫、ボスは来る、と言ってくれる。

そしてやってきたのは…バスだ。そう、彼らはバスと言っているのだが発音が俺らと違うので俺らはボスだと勘違いしていた。そういうことか… どうやら1日1便くらいタトパニもバスがあるようなのだが、あまりにもローカルすぎてネットにはまったくない情報だった。


と安心したのもつかの間、バスは超絶混雑。俺らのバカでかいザックを屋根に載せてもらって、足の踏み場もないような車内になんとか乗り込む。ドアのところの人はドアを開けっ放しで半分身を乗り出している。俺は体をねじりながらぎりぎり座っている状態だが彼女にいたってはここに座っていいよと言われ妊婦さんの膝の上に座っている。

18時20分、バスに乗って2時間、やっと終点のタトパニに到着。この2時間の乗車はとんでもなく大変で超疲労した。登山より疲れた。なんならシャブルベシからここまで多分歩いて5時間くらいのはずで、バスに乗らずに来たほうが楽だったんじゃないかと思うくらいだ。後知恵にすぎないが…


タトパニには数軒ロッジがあるが、疲れていたし暗いのでもう適当に手前のロッジでチェックイン。何を頼んだか覚えてないが写真をみるとカレーヌードル的なものに見える。部屋は広かった。宿の主人は若い人で、英語ができるので明日の歩く道などについて軽く情報を得ることができた。

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